横山健が影響を受けたというNOFX。83年結成の米パンクバンド。そのFat Mikeが設立したレーベル「Fat Wreck Chords」を通じて世界デビューした経験から、「自分たちのことは自分たちで全部やる」という理念を教わったという恩人なんだそう。これに基づき、横山は会社の事務や著作権についてなども自ら管理しているそう。
04年に19歳でメジャーデビューした木村カエラ。09年リリースの「Butterfly」がヒット。高校時代、Hi-STANDARDやKen Yokoyamaなどパンクな曲に影響を受けたといい、方向性などに思い悩むとHi-STANDARDの曲を聞くようにしてるそう。07年に9mm Parabellum Bulletとしてデビューした菅原も横山の影響下に。横山をモデルにしたギターが発売されるなど、音楽活動全体に敷居が下がったと指摘。
木村が高校時代に影響を受けたというロックバンドBRAHMAN。ハードコアと民族音楽をベースにしたサウンドと激しいライブが特徴。TOSHI-LOWのボーカルなど特に高評価。デビューした04年ごろにはNO DOUBTに影響。Voグウェン・ステファニーのカリスマ性に「自分の目指す理想の世界」と心惹かれたんだそう。高校時代にはThe Breedersにも影響。
95年、当時小学生の菅原が影響を受けたというTHE YELLOW MONKEY。ロックと歌謡曲メロディの融合など高評価。中学時代にはthe pillowsに熱狂。「ストレンジ カメレオン」など聴いて、その歌詞に「本当のことを歌っている 自分たちのことを歌っている」と感じたそう。ほか、BLANKEY JET CITYの不良的な音楽や文学的な詞、初期にプロデューサーを務めたといういしわたり淳治などにも影響。