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「国民の力」 のテレビ露出情報

ここからは韓国の政治情勢に詳しい龍谷大学教授・李相哲さんに解説いただく。「尹政権が窮地?新たな”疑惑”に野党が攻勢」について解説。ポイントの1つ目は「大統領公邸の移転先が突如変更。民間人の風水専門家が介入?との報道も」、ポイントの2つ目は「処理水の放出めぐり揺れる韓国世論。野党議員からは不安煽る言動も」。まずは1つ目から。大統領府は国防省庁舎に移転するとの発表があり、それに伴って大統領公邸も青瓦台から陸軍参謀総長公館へ引っ越すと発表されたが、急きょ外相公館に変更された。大統領公邸は当時の文在寅大統領が諮問委員会を設け移転を計画したが、撤回されていた。去年3月に次期大統領・尹氏が「公邸を陸軍参謀総長公邸に移す」と発表した。しかしその1か月後に雨漏りを理由に外相公館に急遽変更した。大統領公邸の移転先変更前に風水師が現地を視察していた疑惑が浮上し、韓国・尹大統領が「風水師の助言に従った」として野党が追求している。かつて諮問委員会のメンバーで風水地理学者のキム・ドゥギュ教授によると、韓国で風水は大型公共事業にも活用されるなど大きな存在感を示すという。庁舎などの移転時には諮問委員会が設けられ「風水地理学者」も公式に委員として任命される。尹大統領に助言したと言われる風水学者はサイバー韓国外国語大学のペク・ジェクォン兼任教授で、人相を分析し動物に例える「動物観相」で知られる。キム・ドゥギュ教授によるとペク氏は諮問委員会で選ばれた正式な専門家ではないという。李教授は「風水だけではなくちょっと狭いのと、官邸というのは要人らを招いてパーティーなどもしないといけない。大統領が移動するのにオフィスまでの移動経路とかを総合的に考えないといけない。そこで外務大臣公邸が選ばれたと公式的には言われている。問題となっているのは風水学者ではなくカルト宗教の教祖という立場から助言をし、移転したというのが大きな問題。最初から風水師が関わっていれば問題なかったかもしれない。野党は『尹大統領も占い師やシャーマニズムに支配されて国政に関わる大きな問題を決めている』と攻撃したが、いまは彼が正式メンバーではなかった、そんな人が裏で何か助言したのでは?ということが問題になっている」などと説明した。
尹大統領の妻、キム・ゴンヒ氏やその周辺に関する疑惑も浮上している。京郷新聞によるとキム・ゴンヒ氏の兄が2011年~2016年にかけ実質的に所有する会社がマンションの開発事業で約87億円を売り上げた。ただ、その利益を少なく見えるよう書類を偽造し、自治体への支払いを軽減しようとして送検された。キム・ゴンヒ夫人も一時会社の取締役として在職していたとして疑惑の目が向けられるが、不送致となった。一方でキム・ゴンヒ氏の母、チェ・ウンスン氏は2013年に土地を購入した際、口座残高を偽造した疑いで起訴された。去年、一審に続き先月21日に控訴審で懲役1年を言い渡され、法定拘束となった。さらに疑惑の目は親族全体に及んでいる。朝鮮日報によると、韓国で計画されている「ソウル~楊平高速道路」では当初の路線とは異なる代替案が5月に提出された。代替案ではキム・ゴンヒ夫人の親族が保有する土地が多数存在していた。野党・共に民主党のカン・ドック議員は「代替案の終点から500メートルの距離に夫人の親族の土地がある。黄金の土地に変わりかねない」と指摘する。野党は国政調査の推進を決定し、政府は高速道路計画を急遽白紙とした。李教授は「尹大統領を攻撃しようとしても彼の過去には攻撃材料が乏しいのでまずは奥さん。尹大統領の家族には問題がないのでその親族をいま野党は攻撃仕掛け、傷を負わせたいと考えている。いまの司法部は文大統領時代の人事のまま、しかし検察は尹大統領が変わった後法務大臣が変わると人事をいじることができるので、昨年9月ごろに検察人事は尹大統領のラインで決まっている。司法部はまだ変わっていない状況。全ては来年の総選挙をめぐっていろんなことが起きている。尹大統領の支持率の特徴は日本との関係や彼が何かしたとかとは関係なく、顕著に少しずつではあるが上昇傾向にあるとみて良いと思う。来年の選挙をめぐり、いまは放送界の改革が急ピッチで進められている。いまは韓国の放送局がほとんどムン・ジェイン大統領時代に任命した社長や編集局長なんです。その人事をいじるにはまず放送通信委員会の委員長を代えてKBSの理事会を変えて、理事会が社長を変えて、社長が編集局長などを変える。いまはそうじゃないのでテレビなどすべて尹大統領には非常に不利な報道が多いというのが一般的な見方。野党がいまはあまりにも好き勝手なことをやっているから支持率が上がっていない」などと説明した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月15日放送 12:20 - 12:30 NHK総合
みみより!解説(みみより!解説)
韓国ユン大統領が3年目に突入。韓国では先月、国会議員を決める選挙が行われ、最大野党の共に民主党が175議席を獲得し躍進した。一方、ユン政権を支えてきた国民の力は108議席に留まった。韓国の国会は解散がなく、任期は4年間でこれまでもこれからも国会での多数派は野党の革新正当となる。一方、ユン大統領は保守なため、ユン大統領の任期中はねじれ状態が続くことになる。先月[…続きを読む]

2024年5月9日放送 15:45 - 19:00 フジテレビ
イット!取材center24
尹錫悦大統領はあすで就任から2年となるのを前に単独での会見を行っている。与党・国民の力が先月の総選挙で敗北したことを受けて国民と意思疎通を図ると言及している。また、金建希夫人がブランドバッグを受け取ったとされる疑惑について、追加捜査に関する言及は避けている。日韓関係については重視する姿勢を堅持する方針。

2024年4月17日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道INTERNATIONAL NEWS REPORT
韓国総選挙で与党が大敗しユン・ソンニョル大統領は「国民の意志を理解して受け入れることができず申し訳ない」と話した。

2024年4月16日放送 16:54 - 17:05 テレビ東京
ゆうがたサテライト(ニュース)
韓国のユン・ソンニョル大統領は、与党が大敗したことを受け民意を謙虚に受け止めると述べた。

2024年4月16日放送 13:00 - 13:05 NHK総合
ニュース(ニュース)
先週、韓国総選挙が行われ、ユン大統領をささえる与党・国民の力が選挙前から議席を減らした。来月から任期3年目に入るユン大統領は、はじめて任期をとおして少数与党のもとでの政権運営をせまられる。

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