大阪・関西万博に参加するアメリカは今日、会場となる大阪市夢洲でパビリオンの起工式を行った。起工式には、アメリカ政府の関係者や吉村知事らが出席。パビリオンのテーマは「共に創出できることを想像しよう」で、日本の「わび・さび」から着想を得た二棟の間にキューブ状の構造物を配置した幾何学的なデザインとなっている。二棟の外壁に設置される大型スクリーンには、アメリカの都市や自然の風景が映し出されるほか、中庭にはアメリカの音楽などを楽しむことができるステージが設けられるという。万博の海外パビリオンを巡っては、自前で建設予定の50カ国余のうち10数カ国は遅れが表面化しているが、アメリカのパビリオンは予定通り開幕までに間に合うという。