デビュー戦で放ったHRを振り返った。第3打席の6球目をレフトスタンドに運んだ。山里さんは「凄い。本当に魅せますよね」などと話した。小嶋さんも「いきなりホームランを打つのは凄い。できれば自身が出演する水曜日に打って欲しい」とコメントした。中間さんは「リードされている逆境の中で打てるのがまたすごい」とコメントした。井口さんは「初戦でホームランを撃つのは凄い。」と話した。また山里さんから「実戦からかなり遠ざかっている中でこの結果というのはどうなのか」ときかれ、「開幕に向けて50打席ほど立って調整してシーズンに臨むのが皆考えていることだが、初戦からしっかりスイングできて、なおかつ追い込まれてからストレートをホームランにするのは順調に来ているかなと思う」と話した。更に山里さんから「1打席目2打席目は振るわなかったが、あれば調整していたのか」と聞かれた井口さんは「調整です」と解答。続けて「ストレートに対しても変化球に対してもしっかりスイングして、ダブルプレーになった打席も、シーズンであれば角度が付いてホームランになる」と話した。また「3打席目は少し差し込まれてレフトフライかと思ったがメジャートップクラスにパワーがあるのでホームランにできる」と話した。肘の手術の状態については「ほんとに手術したのかなと思うようなスイング」と話した。武田さんからは新天地でプレーする難しさを聞かれた井口さんは「メジャートップクラスの選手でコミュニケーション能力も高い。若手が近寄りづらいと思いきや大谷選手から声をかけに行くところを見ると馴染んでいるなと感じる」と話した。
大谷選手は右肘の手術の影響で、2019年にも打者に専念した。その時の成績は「打率.286、18本塁打」。去年の二刀流と比べると見劣りする。中間さんは「野球においては筋肉はつければつけるほどいいんですか？」と質問。井口さんは「野球に必要な筋肉と邪魔する筋肉もある。そのあたりをしっかりトレーナーとやって必要な筋肉をつけていく」と答えた。井口さんは今季の大谷選手のホームラン数を「50」と予想し、「パワーアップしてますし、昨年の数字でも納得はしてないと思う。常にキャリアハイを狙ってる。昨年、大谷選手はほとんど試合出てないので、それを加味すると50本を超えてくると思う」と話した。大谷選手の二刀流が見られる時期について、井口さんは来シーズンの開幕と予想した。中間さんは神戸出身なので、元オリックスの山本選手も気になるという。井口さんは山本選手について「ここまで順調に来てますね。コントロール良い投手ですし、日本では敵なしの選手ですから、しっかり調整してほしいと思う」と答えた。山本選手は明日のオープン戦で先発予定とのこと。大谷選手について首脳陣らは、開幕までに50打席立てば調整できると言ってる。それを井口さんなりに読み解くと、0打席から20打席で速いストレートに対応できるか、20打席から40打席で変化球に合わせられるか、40打席から50打席で甘い球種を1発で仕留められるかということになるそう。井口さんは「でも今日全てを全部クリアしてしまった。ただ第1打席目で打ち損じもあったので、そのあたりの甘い球を1発でホームランにできるようになると開幕OKになる」とコメントした。