東京のふるさと納税が熱い。東京都もふるさと納税に本格参戦し始めたが、その理由として返礼品競争が続き、国への制度見直しを求めているが都民税の減収額が増えているためだという。世田谷区は区民税が昨年度は87億円も減収しているという。これまでは3万円以上の寄付でTシャツなど一律5000円相当の返礼品を送っていたが、昨年11月から力を入れ、ふるさと納税特設サイトを開設し、返礼品約100点を追加したという。世田谷区の返礼品の中には老舗指輪工房でシルバーリング製作体験ができるなどのものもある。2021年度の世田谷区のふるさと納税寄付額は1億5000万円だったが、2022年度は2億8000万円で効果が出ているという。