谷原さんは佐々木麟太郎選手について「地頭の良さを感じますよね」とコメントした。麟太郎選手の父親であり花巻東高校・野球部監督の洋さんは今回の決断の理由について去年10月に「人間としての幅を広げて野球だけではなく野球”も”できるような人間人生を送ってほしい」と話していた。きのうの取材では「本人の選手としての特徴・ドラフト指名を受けられる可能性を広げる」と話していた。また、洋監督の教え子である大谷翔平選手・菊池雄星選手からもアドバイスがあったという。若狭さんは「子供のことをよく分かっている。親というのは息子の可能性を理解してあげて息子の決断を支えてあげるのが一番だと思う。ただ、世の中には考え方もあるので、『野球”も”』というのではなく『野球一筋で』という生き方も本人決断すればそれはそれでいいと思う。今回はあくまで1つの例としては上手くいっているということだと思う」などとコメントした。MLBアナリストの古内義明さんは「すでにMLB球団国際担当のスカウトの目に留まっている。今後は米国内アマチュア担当スカウトの分析が始まる。21歳時と大学3年終了時の2度MLBのドラフトにかかるチャンスがある」「野球少年に新たな選択肢を示した」と話す。スタンフォード大学・スポーツ医局の山田さんに今後佐々木選手が送る大学生活について聞いた。スタンフォード大学が最も大切にしているのは「学業とスポーツの両立」だそうで、練習は週20時間までで週1日の休養は決められている。成績はABCDFの5段階評価で、C以下の成績を取ると次の学期は活動停止となる。