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「新・必殺仕置人」 のテレビ露出情報

1977年のスケキヨは小さな目をしており穴の大きさは約1センチ。当時のスタッフに取材しても覚えていなかった。演じた田村亮もわからないとのことだった。田村は「監督が声が大きくてエネルギッシュな方でした」と番組のアンケートに答えた。監督の工藤栄一は生前、映画について「筋書きとかテーマとかも大切だが技術的な冒険こそもっと重視しなくては」と語っている。生前の工藤監督を知る特殊美術の原口さんは「工藤さんらしい」「市川崑監督と同じにしたくない、クリエイティビティー、オリジナリティーが高い監督」などと話した。生前、工藤監督はインタビューで市川崑監督の映画版は全く見ていないと話している。原口さんが「ぶっ飛んでる」と語る1980年の工藤監督作品「影の軍団 服部半蔵」では忍者がアメフトのヘルメットと防具を付けているという。スケキヨの遺体があがるシーンでも背中に「スケキヨ」を書き、誰の遺体かわからせる演出をほどこした。スケキヨの目が小さくなったのも誰のマネもせず映画を遊ぶ工藤監督の信念だった。

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