日本銀行は、今日と明日で金融政策決定会合を行う。日銀は2016年から当座預金の一部にマイナス金利を適用しているが、物価・賃金上昇の好循環が実現したと判断すれば、こうした金融緩和策を修正する方針。植田総裁は、これまで「春闘での賃上げが大きなポイントになる」と度々述べている。満額回答や要求を上回る大幅な賃上げが相次ぐ中で、市場では日銀が今回の決定会合でマイナス金利の解除に踏み切るのではないかとの見方が強まっている。
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