財務省・金融庁・日銀の3者会合は、円相場が一時1ドル151円97銭と約34年ぶりの円安水準となったことを受けて約10カ月ぶりに開催された。日銀からは、為替市場の動向が経済・物価見通しに大きな影響を及ぼす場合には当然金融政策としての対応を考えていくとの姿勢が示された。為替介入も辞さない姿勢を強く示すことで急激な円安の動きを牽制する狙いがあるとみられる。中室牧子は、財務大臣の発言は口先介入の段階としては比較的強いメッセージだと捉えられるなどとコメントした。
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