日産自動車は三菱商事と共同事業を検討する覚書を交わしたと発表した。共同事業では人口の減少で公共交通の維持が困難な地方に移動手段を提供するサービスや、EV搭載バッテリーを災害時の非常用電源として活用するサービスを中心に、幅広い分野で協業の可能性を探る。具体的な協力プロジェクトは今後両者で協議して決定。日産・内田社長は「新しいモビリティサービスとエネルギーマネジメントを通じて、地域課題の解決や未来創造型のまちづくりに貢献する。この思いを共有する三菱商事とともに強固で持続的なビジネスモデルを検討していく」とコメントしている。