円相場がおよそ3カ月ぶりに1ドル150円台まで急落したことを受け、財務省の神田財務官は「急激な変動は経済に大きな悪影響だ」とけん制し、「最近の為替の動きは1カ月ちょっとでおよそ10円も円安になるほどかなり急速だ」と指摘した上で、一部で明らかに投機的な動きもあるとして懸念を示した。円相場はアメリカで13日に発表された消費者物価指数の伸びが市場予想を上回ったことなどを受けて、円安が加速した。
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