ハリウッドと日本の共同制作オリジナルドラマ「TOKYO VICE Season2」の配信に先駆けきのう舞台挨拶が行われ、主演のアンセル・エルゴートさん・渡辺謙さんらが登場した。1990年代の東京が舞台。新聞記者のジェイクが特ダネを追いかけるうちにヤクザ絡みの事件を追う片桐と出会い、闇社会に入り込んでいく裏社会をリアルに描いたドラマ。ノンストップはこのジェイク役のために4年間日本語の勉強をし、通訳無しで取材に応じてくれたアンセルさんと渡辺謙さんにインタビュー。映画の内容にちなみ、最近ハラハラしたことを聞くと渡辺謙さんは「この人(アンセル)めっちゃハラハラドキドキします。2月にアメリカのアトランタでプロモーションがあって、その時に京都から陶器をたくさん買って、飛んでアトランタに行く予定だったのに大雪が降ってしまって、新幹線を降ろされて車で重い荷物を抱えて向かったら今度は飛行機が遅れて36時間かかったって」などと話した。一方、渡辺さんも雪の影響を受けてハラハラだったのかと思いきや、「俺は雪の日に飛行機が飛ぶというのでヤバい、行けなかったらどうしようと思ってたら雨になって、全然普通に飛行機が飛んだ」などと話した。アンセルさんはいま日本中を旅しており、方言を習得したそうで、「きのう青森から『け・け』って。『くれ』『取って』『おい』頭も『け』。『かゆいっていう意味』」と話すと、渡辺さんは「でも微妙に発音が違うよ。全国制覇するつもり?」などと言った。