日本映画君たちはどう生きるか、ゴジラ-1.0がアカデミー賞を受賞した。宮崎監督は長編アニメ映画賞を受賞、2003年の千と千尋の神隠し以来の受賞となった。世界興行収入は約249億円で日本では約83億円のヒットとなった。授賞式や記者会見に出席がなく鈴木敏夫プロデューサーは「もう二度と長編は作らないとの記者会見を本人は凄い反省している。もう世間には出ません（とも言った）」と明かした。アカデミー賞の公式YouTubeにひげを剃った姿で出演、鈴木氏は「僕が言ったが本人は嫌がっていた。ひげがあると立派そうにみえるので取っ払うところからスタートだと考えた」などと話し宮崎監督はこの作品を作ってよかったと思うことについて「作品がとにかく最後まで言ったこと。残ったのはボロボロになっている自分」と自虐的に語ったということ。
視覚効果賞を受賞した山崎貴監督のゴジラ-1.0はアジア作品授賞は初だった。世界興行収入は約158億円で日本では約61億円で全米方が実写作品歴代1位となった。山崎監督は授賞式でゴジラ生誕70年の節目での快挙に「遠く離れた場所でVFXを志している皆さん、ハリウッドは見てくれていました。全ての人にチャンスがあると証明できたと思う」などと語った。授賞式には監督を始め3DCGディレクターや25歳のエフェクトアーティストなどがチームで出席した。ナポレオンなどの傑作が揃う中ゴジラ以外の作品は全てILMという同じ会社が担当していた。