昨日午前、公明党の山口代表が総理官邸を訪れた。月1の定例会談だったが、衆議院選小選挙区の10増10減に伴う候補者調整で、東京選挙区における協力関係の解消を告げてから自公トップ会談が行われたのは初めてとなる。会談後、山口代表は記者団に「自公の連立政権はしっかり保って政治を揺るがすことがないように継続していくことをお互いに確認しあった」などと述べた。岸田総理は「丁寧に対応していきたい」と話したという。記者団から公明党が与党でいる意義を問われた山口代表は「自民党単独で政権をずっと継続して保っていくことが必ずしも保証されていない。制度上も実態上もそういう前提がある。連立政権には公明党の存在は極めて重要」などと説明。トップ同士の会談と同時間帯に、自公幹事長同士も会談。公明党・石井幹事長は、東京の選挙強力を解消する方針について対応は変わらないと強調。ただ、自民党幹部は東京の自民党公認候補を推薦しない場合、連立離脱は避けられないと牽制。会談では、公明党がすでに公認を発表している埼玉14区と愛知16区について、自民党が譲歩し公明党候補の協力要請に応じる方針を伝えた。しかし、地元との調整はまだ済んでいないという。
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