斉藤慎二のプラチナバックステージパス。国内公演史上最多を誇る「ライオンキング」を始め、数々の作品を世に送り出し、日本演劇界のトップを走り続ける劇団四季。2021年に上演されると販売初日に劇団四季最高の約24万枚を記録した「アナと雪の女王」は美しい雪と氷の魔法を舞台上で完全再現。その壮大な舞台演出は劇場全体が凍りつくといわれるほど。公園前に劇団四季大好き男が初潜入。舞台俳優志望、劇団四季の大ファンで10作品以上を観劇してきた斉藤さんが成功の秘けつを潜入調査。雪や氷の魔法を操るエルサと妹・アナの絆を描いた物語。舞台演出の秘密を探るべく開演4時間前の劇場へ潜入。最大1500人収容の「アナと雪の女王」の劇場。舞台監督の糸賀さんが案内してくれる。スワロフスキーのカーテン。約4万個使っているという。氷の宮殿に使用されるセット、飾りの破損や動きの不具合がないかチェックしている。カーテンは人の力で動かしている。ステージのセットは2カ月かけて設営。公演中、全てを入念にチェック。さらに、LEDパネル1800枚で映像を映し出している。劇団四季初の試み。繊細な表現が可能になった。
舞台裏に潜入。戴冠式で授けられる宝珠と王しゃく。忠実に再現したモデルを作り3Dプリンターで出力。手作業で行っている。アナが旅の途中で立ち寄る店。観客を楽しませるこだわりがある。お店に売っているものがディズニーのキャラクター。開演3時間前舞台裏にさらに潜入調査。公演前後にカツラのメンテナンスを行う床山部屋。エルサはシーンごとに髪の色＆髪型が変化。エルサのカツラは4種類。カツラはすべて人毛。隣には修復やアイロンがけを行う衣裳部屋。エルサのアイスドレスを紹介。スワロフスキーやビーズは手縫い。衣装は全部で985点。開園2時間30分前、客席前ロビーを散策。劇団員がストレッチや発声でウォーミングアップを行う。アナ役・三平果歩さんを取材。過去にリトルマーメイド・アリエル役など様々な役を演じている。キャストは開園前はロビーで体をほぐしたあと、劇場にある稽古場でウォーミングアップするのがルーティン。活動拠点の神奈川・横浜市の四季芸術センターの広さは、サッカーグラウンド約2.5個分。10個の稽古場に無料で利用できるトレーニングジム、格安で利用できる食堂まで完備。約600人の俳優が在籍している。1人で長時間出演することは難しいため同じ役に複数人キャスティング。様々な役に挑戦できる。三平さんに発声練習でエールを送る。潜入調査は今夜7時からTVerでも見れる。