枕が高すぎると首の後ろの椎骨動脈を傷つけ脳卒中につながるリスクが高い研究がある。望ましい枕の高さは成人女性で6cm、成人男性で7.5cm。枕の3大条件は体格にあった高さ、高さが一晩中維持できる硬さ、表面が平ら。山田さんは枕の選び方について「好みもあるが体格に合っていることが大事。一人ひとりの体格に合った高さがとっても重要。表面を平らにすることで寝返りが打ちやすくなり首が安定する。この3大条件を満たすように上向きに寝た時、首筋が寝ているベッドの表面に対し約15度。横を向いて寝たときにおでこ・鼻の頭・あご・胸の一直線がマットレスの面と平行になること。肩を横向きで少し前に出して軸が整っていればあなたにぴったりの枕になるはず。」などと説明した。