自民党の派閥の政治資金をめぐるパーティの問題を受けて、与野党は新たに設置した政治改革を議論する衆議院特別委員会を来週26日に初めて開き、各党がそれぞれ意見を述べる方向で調整していて、今日理事懇談会で決定する予定。委員会で自民党は、岸田首相が示した議員の責任強化やデジタル化による収支報告書の透明性の向上などの論点に沿って党内で議論を行い、公明党と協議を進めていることなどを説明するものとみられる。立憲民主党・泉代表は公明党も自民党より野党と協議をして案を作るべきではないかとコメント。野党側は委員会で、企業団体献金の禁止や連座制の導入などを盛り込んだそれぞれの案を示して実現を求める構えで、来週から後半国会で最大の焦点となる政治資金規正法改正に向けた議論が始まる見通し。