あす開幕のプロ野球。新生巨人と日本一阪神が対戦。若きエース・戸郷翔征が初の開幕投手に選ばれた。2年前からボルダリングトレーニングに取り組む戸郷を直撃取材。東京五輪で活躍する野口啓代などを見て、指の力を強化するため練習にボルダリングを取り入れたという。ホールドを掴む指の曲がりがフォークを投げる状態に近いため握力強化に向いているという。トレーニングを初めて戸郷の握力はおよそ10キロアップした。後半の失速も減り、トレーニング開始から2年連続2ケタ勝利。22年には最多奪三振も獲得している。あすの開幕戦に向けて戸郷はリラックスした様子で調整。阿部監督は「日本を代表するピッチャー。信頼は揺るがないし自分自身もワクワクしている」などとコメント。対する岡田監督は「巨人が一番のライバル。今年のプロ野球界を占うような日になる」とコメントした。