TVでた蔵トップ>> キーワード

「社長」 のテレビ露出情報

業界史上最大のしくじりで絶体絶命となったサミー。騒動収束には(1)全国に置かれたスロット台の欠陥を修理、(2)パチスロ店との信頼回復という2つの問題があった。パチスロ台は風営法により許可申請をしなければ部品交換や修理などができず、申請書は1台ごとに必要。レバーの接触不良を直す部品を後付けで装着すれば修理できるが、修理が必要な台は全国1万3000店舗・32万台もあった。工場に発注していては時間がかかり過ぎるため、サミーは社員500人が総出となり手作りで部品を製作した。1個5円のパーツが500円に高騰する想定外の影響も出たが、6日で修正部品が完成。32万冊の申請書類も完成させ、社長自ら申請に出向き、1週間以内に部品を追加する許可を得た。この不祥事から得られる教訓は、不祥事が起こった際、まず大事なのは「スピード」。対応を先延ばしすればするほど致命的なダメージを受ける。
修理の目処は立ったが一番大事なのはパチスロ店との信頼回復。社長は全国のお店の損害を全て補償すると決断した。メーカーが補償するこは有り得ず、前例を作ると他メーカーから苦情が来る可能性もあったが社長は決断した。ここから得られる教訓は、仕事においては「赤字の回復」よりも「信頼の回復」が最優先。パチスロ店の信頼は回復できたが、サミーは150億円の赤字で倒産寸前となってしまった。誰も見たことのないような「業界初の斬新なスロット台」を作って150億円以上を売り上げてみせると意気込み、起死回生を賭けて発売したのが「キングキャメル」。2003年9月に発売され、広告費は3億円以上をかけた。高級ホテルのホールを貸し切って発表会を開催し、1億5千万円以上をかけテレビCMでもPRした。リールを使った超斬新な演出を詰め込んだスロット。業界初となるドリームリールを搭載し、リールの数が6個に増加したが、酷評の嵐だった。狩野英孝は演出があり過ぎてストレスだったと語った。スロットなのに目押しができず、リールの動きが複雑すぎて分からなかったという。売り上げ目標は7万台だったが、実際の売り上げは4万台だった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月30日放送 23:40 - 0:40 テレビ朝日
しくじり先生 俺みたいになるな!!(しくじり先生 俺みたいになるな!!)
狩野英孝が伝説のパチスロ機「パチスロ北斗の拳」を生み出した企業「サミー」のしくじりを授業した。スタジオメンバーはノブコブ吉村&ますだおかだ岡田がパチスロ経験者。吉村は「獣王」をやっていたと語った。狩野は好きすぎてパチスロ台を持っているという。サミーはパチスロ業界をリードする超大手メーカー。創業者・里見治の名前をもじって「サミー」。獣王、アラジンA、ディスクア[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.