藤井聡太六冠の2勝1敗で迎えた叡王戦五番勝負第4局は昨日午前、岩手県・浄土ヶ浜パークホテルで始まったが、対局中に同じ局面を繰り返す「千日手」となった。「千日手」が成立すると、最初から指し直しとなるが、その対局も再び「千日手」が成立し、一局で二度の「千日手」となる異例の展開となった。午後7時過ぎから再び指し直しの対局が行われ、藤井六冠が菅井八段に勝利しタイトル三連覇を果たした。藤井六冠は明後日から名人戦第五局が始まる。ここで勝てば史上最年少で七冠となる。
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