成田国際空港は賑わっている。そこにはトラブルに見舞われる人が多いそうだ。成田空港 第1ターミナルの地下にあるリアット!の必殺修理人・中村一登店長がそんなトラブルを解決している。キャスターの修理等は御手の物だ。中村さんのもとには様々な人が訪れる。台湾からの観光客は日本に到着した時、鍵がない事に気付き、スーツケースが開かないという。中村さんが工具で作業をすると、解錠出来た。料金は2200円だった。また、フィリピン出身の女性が新品同様のカバンを持ち込んだ。カバンの暗証番号を忘れてカバンが開かないのだという。3桁の暗証番号の組み合わせは1000通りある。しかし、中村さんは1分で解錠した。オレンジ色のスーツケースを持った男性が訪れた。タイヤが潰れたのだという。タイヤはボロボロの状態だった。中村さんは出っ張った部分をカットして新しいタイヤをつけた。スーツケースの修理で増えているトラブルが加水分解だ。使っていなくても湿気で劣化が進む。キリスト教会の牧師をしているという男性のスーツケースのタイヤは空港への道中でボロボロになってしまったのだという。中村さんが4つのタイヤを交換した。牧師の会議に参加出来た。スーツケースの劣化に注意が必要だ。