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「鼻中隔湾曲症」 のテレビ露出情報

現在日本人の2人に1人が鼻炎に悩まされている。そんな鼻炎患者の駆け込み寺となっているのが鼻づまり専門外来を開設している「もちづき耳鼻咽喉科」。もちづき耳鼻咽喉科には1日200人以上が来院している。診察しているのは望月優一郎先生で今回50年以上鼻づまりに悩まされているという本並健治さんが診察を受ける。症状として鼻づまりの他匂いをあまり感じないという。妻の丸山桂里奈さんが撮影した本並さんの自宅の様子を紹介。本並さんは小学校以下のときは蓄膿症、中高時代で鼻炎、30、40代で花粉症と診断されて、さらに最近は風邪をひいて診察してもらうと副鼻腔炎と診断され何が正解か分からない状態と話した。
望月先生による診察が開始される。診察時、本並さんはきょうは鼻は詰まっていないと話すが、鼻腔通気検査を実施したところつまっている状態だった。この状態で寝ているとおそらく両方の鼻がつまっていて口呼吸となり気管支炎など悪化する可能性もあると指摘。ここで鼻詰まりの原因となる簡易チェックを紹介。鼻のつまり方として本並さんの場合は両方または交互につまり、サラサラで匂わない、くしゃみがよく出るが該当した。望月先生が考える鼻詰まりの4大原因として1つ目はアレルギー性鼻炎。鼻詰まりの中で1番の原因で粘膜が腫れると鼻水が出ても腫れているためつまっている状態。そこで内視鏡でチェックし血液検査を実施した。
2つ目の原因が鼻の変形。鼻には左右に分けて軟骨の壁「鼻中隔」があるが成長などで曲がり空気の通り道を防ぐことがあり気づきにくい「鼻中隔湾曲症」というのもあり、この場合は手術でしか治療法がない。そこでCT検査も実施。原因3つ目が副鼻腔炎。副鼻腔が炎症を起こし空気の通りが悪くなる症状で放っておくと膿が溜まり慢性化し3ヵ月以上放置すると慢性副鼻腔炎となる。昨年は有吉弘行さんらも手術し話題となったが日本には約200万人の患者がいるとされる。また炎症が脳に達すると髄膜炎になった例も報告されている。こちらも薬で小さくなるが完全に治ることはなく手術の必要があると話した。原因4つ目は腫瘍。鼻腔にできる腫瘍は善性と悪性があり悪性度が高いと死に至ることもある。
検査の結果本並さんの鼻詰まりの原因がアレルギー性鼻炎と判明。そして過去に診断された副鼻腔炎は風邪により起きた一過性の急性副鼻腔炎だと診断。そして血液検査によって判明したアレルギーはハウスダストやスギ、犬などの強い反応が出ており内視鏡で確認すると左右両方とも粘膜が腫れている状態だった。またチェックリストで本並さんがチェックした場所はアレルギー性鼻炎のものがほとんどとなっていた。ここで秋津壽男先生からサラサラの鼻水でも頭の外傷など負ってからちょっとずつ鼻水がでた場合は髄液漏の可能性もあると指摘した。
アレルギー鼻炎と判明した本並さんの治療は薬物治療、効かない人の場合はレーザーで腫れている部分をなくすこともでき、個人差はあるがアレルギーが反応しづらくなる。本並さんはその炭酸ガスレーザー治療を受け鼻の通りがぜんぜん違うと話した。石井正則先生は本並さんの場合はレーザー治療の効果があったが、人によっては治療後にやけどで1~2週間がその部分が腫れ上がったり、数年で修復されるため再発する場合もあると説明した。

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