大谷選手はプレーはもちろんのこと、スタイルの良さについても注目されている。そのスタイルの良さを封印したデザインで、アメリカのTシャツブランド「Roto Wear」から発売された「Sho Yeah Tシャツ」が話題。価格は30ドル（約4，200円）で、大谷選手と思われるキャラクターの顔から手足が出ているデザインが特徴的。このTシャツを大谷選手の同僚であるマット・ムーア投手が着用したことから反響を呼んだ。「Roto Wear」は「販売数は公表できないが、確実に売上を伸ばしている」としている。Tシャツが反響を呼んでいる理由は「大谷選手のスタイルの良さ」。日本人のモデルで代替8頭身だが、大谷選手は10頭身と言われるほどスタイル抜群。ドイツの高級ブランド「BOSS」ではアンバサダーを務め、モデル姿も公開している。そんなモデル顔負けのスタイルを大谷選手が一頭身キャラにデフォルメされたことが大きなインパクトを与えている。このイラストを描いたデザイナー・ケニーさんに話を聞くと、「あれほどレベルの高い打撃と投球ができる選手を見たことがない。他の大谷選手のTシャツと一線を画したかった。面白くて独創的なものを目指した」とのこと。そのためアメリカで長年愛され続けているフレーバードリンクの一頭身マスコットキャラクターで「Oh Yea！」というセリフで有名な「クール・エイド・マン」をモチーフとし、「Sho Yeah Tシャツを作った」とのこと。ケニーさんは今後も新たに大谷選手のグッズを出す予定だそう。次のデザインについては教えてもらえなかった。田中さんは「クール・エイド・マンは日本でいうとおそらく『キモカワ』だと思うんですが、そういう意味では日米共にキモカワのキャラクターがウケている。心理学的に言うと怖いもの見たさ、刺激と開放感・安定感を同時に得たいみたいなところがあると思う。大谷さんは本人はスーパースターでイケメンでいらっしゃるので、そういう意味ではデフォルメしたキモカワのキャラクターも大谷選手をモチーフにするとさらに人気が出るのかな？と思いました」などとコメントした。