Nスタ (特集)
元教師で家族4人で月収10万円以下のお寺を取材。やってきたのは山口市にある曹洞宗・仁平寺。住職の男性は17年前に高校教師をやめて住職になり、10年前に結婚し2人の子どもを授かった。月収10万円について男性はウソでは内などと話した。そのからくりに密着した。午前10時に住職は付き合いの古いお宅でお経をあげるのが日課。お経をあげたときのお布施は無いことは珍しくないという。お寺の収入は葬儀と法事などでそれ以外はないという。これでは家族4人は支えられないので山口市内のアーケード街に行き読経してお布施をもらう。これは托鉢という修業でこの日は約1時間行い2500円のお布施を得た。これによって檀家以外からの葬式などの依頼が増えたという。他にも夜は座禅会で月収を2万円アップ。さらに生活費について住まいは庫裏なので住居費は無料。ストーブなども薪なのでガス代もかからないという。こうした努力によって平均的なサラリーマンくらいの月収は有るという。そんな住職に奥様は子供の成人までは頑張ってもらうなどとコメントした。