サタデーウオッチ9 (ニュース)
大リーグへの移籍を目指していた佐々木朗希。ドジャースとのマイナー契約に合意したと自身のSNSで発表した。高校時代から160キロ台の速球を投げるなど大きな注目を集めてきた佐々木。5シーズン過ごしたプロ野球でもそのストレート、鋭く落ちるフォークボールで三振の山を築き、昨シーズンは自身初の二桁、10勝挙げた。逸材の獲得へ大リーグの全30球団のうち20球団が興味を示すなど競争は激化。複数の米国メディアが有力な移籍先としてパドレス、ブルージェイズも挙げていたが、激しい争奪戦の末、ドジャース入りが決まった。そのドジャースは大リーグ屈指の人気球団。昨シーズンは4年ぶりにワールドシリーズを制覇。大谷翔平や山本由伸が所属している。大谷は昨シーズン、ホームラン50本、50盗塁の50−50を達成しMVPも獲得。今シーズンは投打の二刀流復活が期待されている。そこに新たに加わる佐々木。日本を代表する3人の選手がチームメートとなり、球団初のワールドシリーズ連覇を目指すことになる。岩手県陸前高田市出身の佐々木。地元岩手では号外が配られた。期待の声は米国からも。ドジャースの共同オーナーでNBAの元スター選手マジックジョンソンさんは、佐々木と2人で撮った写真をSNSに投稿。入団を歓迎した。