ワールドビジネスサテライト (ニュース)
日本郵船は決算を発表し来年3月期業績見通しで経常利益を従来予想から150億円引き上げ2350億円とした。好調の1つが自動車運搬船の事業。背景にあるのが中国企業によるEV輸出の増加。BYDの7月から9月の乗用車の海外販売台数は1年前に比べ4.2倍に増加した。また鋼材輸出も3割増えた。しかしJFEホールディングスにとっては逆風となっている。中国が東南アジア向けの供給を増やし海外での鋼材価格が低迷したためJFEホールディングスは生産量を引き下げ売り上げ収益を下方修正した。今後の中国の輸出状況に警戒感を高めている。