カンブリア宮殿 カンブリア宮殿
スタジオにはアズマ工業の商品が登場した。山下は大ヒットしたカバーほうきについては昔は手編みのほうきを使用していたが職人が編むので頑張っても一日10本しか作れなかったという。供給量が限られてしまうので高価になるので安価で提供するためにホウキグザの茎の部分をカットして穂の部分だけを針金でくくり、鉄板で留めたという。そのほうきのホウキグサはホウキモロコシが使用されている。またシートを取り替えて使うフリーリングワイパーも他社に先駆けて開発した。それまでは雑巾を手に持って地べたを拭くのが主流だったが立って掃除ができるのが画期的だったという。しかし当初はこの商品は広まらず、その後他社製品の花王のクイックルワイパーが出ると市場が広がったという。またお客の生の声を拾うことを大事にしているが、山下は雑談の中でその本音が聞こえるという。またネットの声ではお客の声がかき消されてしまうと答え、実演販売にきた客がそれを見てこういうことに悩んでいると気づくと答え、商品作りに携わる人間がそういった声を生で聞くことはとても大切だと答えた。