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昼時のオフィス街に停まってあるキッチンカー。その支払方法に注目すると。あるお店では約7割が二次元コード決済だという。その便利さから使う人も多い。しかし、いま二次元コードが悪用され金をだまし取られる新たな詐欺が。今年3月21万円を超える被害にあったという人は。誰もがひっかかる可能性があるという巧妙な手口とは。
国民生活センターが注意喚起するなどいま相次いでいる二次元コード詐欺。どんな詐欺の手口があるのか!?まず取材に応えてくれたのは埼玉県に住む男性。先月半ば国税庁を名乗る詐欺メールが届いたという。男性は普段からPayPayで納税していたため、お支払いへというリンクをクリック。すると4万9678円を支払うための二次元コードが。しかし、メールの文字をもう一度見てみると所得税の税や債権の債の漢字に違和感が。さらに納付日があまりに急だったなどのことから詐欺だと気づき支払いはしなかった。国税庁によると二次元コード付きメールで納税を求めることはないという。
様々な支払いに使われている二次元コード。詐欺の手口も多岐に渡るという。続いては買い物をきっかけに21万円超だまし取られたケース。被害を訴えるのはお笑い芸人遠藤章造さんの妻。きっかけは今年3月ネットで買い物をしたこと。誕生日プレゼントにポケモンのカードを注文。学習用のプリントと合わせて約5200円を振り込んだという。すると数日後業者から連絡が。ネットで注文した商品の在庫がないとして業者からPayPayで返金したいとメールが来たという。LINEでやり取りを始めると業者から返金するため二次元コードを送ってほしいと指示されエンドウさんの妻が送ると「あなたのPayPayのアカウントが制限されている」と写真が送られてきたという。アカウントの制限を解除するといってある二次元コードを読み取るよう言ってきたという。業者がパスコードと言ってある番号を入力させた214890という数字。実は相手に送金する金額だった。騙されたと気付き電話をしたが、連絡はつかず。買い物したサイトもすでにアクセス不可だったため、警察とPayPayに相談中だという。国民生活センターは〇〇ペイで返金しますは詐欺を疑うよう呼びかけている。支払う前に二次元コードで読み込んだページの確認が大切だという。