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今、全国で裸婦像の撤去が相次いでいる。瀬戸大橋は開通記念として高松市内の公園に少女の裸の像を設置。この像の移設が検討されているが移設先は未定。40代の女性は「子どもがいたりすると気になる」と話す。一方、JR静岡駅の広場に設置されているフランス画家・ルノワールが制作した彫刻像「勝利のヴィーナス」と「洗濯する女」。1994年に静岡市が設置。約1億4000万円という大金をつぎ込み設置したにもかかわらず現在、積極的に移設する方向で検討中。兵庫県内の資材置き場には撤去され行き場を失った裸婦像が。この裸婦像は50年前、宝塚音楽学校のそばに設置されていた「愛の手」。市の広報誌は「男性の手の上に女性が手を広げて人類に愛の手を差し伸べている姿」と紹介したが、これに市民らが猛反発。 設置直後は物議をかもしたが時間がたつにつれパブリックアートとして宝塚の風景に溶け込み市への苦情も減っていた。2021年、宝塚市は橋の補修工事のためにこの像を一時的に撤去。工事終了後、アンケートを取ると「時代にそぐわない」「女性軽視だ」などの反対意見が。このため元に戻すことなく資材置き場に保管されることになってしまった。
