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ほうせき箱のかき氷作りを学ぶ。主な日本のかき氷機は2種類。削り具合をミリ単位で調整が可能。純氷は専用の機械で48時間以上かけて凍らせた透明度の高い氷。大和氷室は-8℃の塩水を時間をかけて凍らし、一般の純氷よりも硬くて溶けにくい。薄くふわふわに削っても崩れずに頭も痛くならないという。
一番下にはエスプーマを入れることで底部分の凍結を防げる。シロップの御法度は「甘すぎる」「濃すぎる」「かけすぎる」こと。また、イベント用にオリジナルかき氷を作ることになった。
池永鉄工は1950年創業。74年前からSwanを製造する。100種類以上の部品で作られていて熟練の職人による手作業。約30年前からフワフワに削るかき氷機へ進化した。かき氷を懐かしいシロップで味わった。
天然氷は自然の中に造った池などに水を引き込み自然の寒さで凍らせた氷。純氷より硬くて溶けにくいが、全国に流通している量はわずか。蔵元は全国で7か所のみ。松月氷室は明治27年創業で日光を代表する蔵元。天然氷の製氷シーズンは1月。雨は気圧の変化で氷の表面にヒビが入り雨と一緒にゴミが氷の中に入るという。雪は重みで氷が沈下し池の水が溢れ雪はみぞれ状になる。天然氷作りは天候に左右される。製氷池を紹介。水を循環させて水質を保っている。
重要なスタッフは鯉。夏にはびこる水草や昆虫は鯉が駆除する。トランさんは鯉の引越作業を手伝った。また、トランさんのために松月氷室のみなさんが歓迎会を開いてくれた。湯葉の刺身、日光そばなどを紹介。