なぜ?完成間近マンション解体へ

2024年6月10日放送 16:40 - 16:46 TBS
Nスタ 注目!きょうのイチメン

なぜ、完成間近のマンションが解体されることになったのか。東京・国立市でおよそ4年前に撮られた写真と去年12月に撮られた写真を比較すると、マンションにより富士山が半分隠れてしまう。2021年2月、事業計画を公表した際は11階建て高さ36mだったが、9月に住民説明会を複数回実施し10階建て高さ33.12mに。さらに2022年3月、市民が市議会に陳情書を提出。9月、住民説明会を実施したところ10階建て、高さ30.95mにした。11月、市が事業者と手続き終了を締結。12月、事業者が住民に工事説明会を開き着工していた。マンションの事業者は積水ハウス。地上10階建てで全18戸の分譲マンション。来月引き渡し予定だったが、今月、解体を決定した。積水ハウスは「景観条例などの法令はクリアしていたものの、周辺への影響に関する検討が不十分だった」とコメントしている。長嶋は「このような形で解体になるケースは初めて。建築確認を進めて通れば合法のためそのまま進む。妥協点をさぐることはあるが、前に進むのが通常。解体は一般的にないこと。反対運動が起きたときに、この前例が生まれたことで、業界全体に与える影響は大きい。今回は景観以外にも全体の収支などを加味して解体となった可能性がある。全18戸全てが売れていたわけではなく、今後値引き販売をする可能性も考慮すると全体として黒字を保てるのかや、訴訟が起きた場合買い手がつくのかなどという判断があったのかもしれない」などとした。


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