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群発地震が続く、鹿児島・十島村の悪石島ではきのう未明にも震度5弱の揺れを観測。トカラ列島近海の地震は先月21日からきのう午後3時まで1604回にのぼる。おとといまでに悪石島の44人と小宝島の15人がフェリーで鹿児島市に避難。十島村教育委員会によると悪石島の小中学生と教職員が避難。通信環境が確認でき次第オンライン授業を始めることにしている。こうした中、南海トラフ巨大地震について評価する政府の検討会の平田会長はトカラ列島の地震について南海トラフの震源域など遠くまで影響を及ぼすような規模ではないことから「科学的な意味えは影響がない」とした。また、南海トラフの想定震源域でも大地震の可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていないという。