報道ステーション (ニュース)
午後5時半、京都・清水寺で井澤健太朗が息を呑むような美しさだと紹介。ライトアップされた紅葉はきょうも多くの人を魅了していた。叡山電鉄では車窓いっぱいに広がる紅葉が見れる。京都の紅葉は今、見頃を迎えている。そんな中、京都駅ではきょうも観光客で溢れていた。電車の中もすし詰め状態。観光地の混雑は活況とも言えるが、オーバーツーリズムとして特に今年は大きな問題となっている。実際に清水寺の外国人観光客の数は2019年11月と比べ1.14倍に増えている。清水寺最寄りのバス停では次から次へとバスが来るがほとんどの人がバスに乗れない。周辺のバス停もキャパオーバーな状態に。深刻化するオーバーツーリズム。市のバスは1日100便以上増やすも、大幅な増便でも混雑は解消されず地下鉄の利用を促す。京都市ではバス1日券を廃止し、地下鉄・バス一日券を販売している。路上に滞留する観光バスも課題の一つ。渋滞などを引き起こす原因などになるため、運転手にバスの移動を促す。ドライバーには話を聞くと「清水寺から嵐山 通常で30分くらいのところ、2時間位かかるとか普通にあるんで」などと半咲いていた。京都市は2ヶ月で17の対策を打ち出すも混雑は解消されないのが実情。