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カナダのコンビニ大手から7兆円規模の買収提案を受けているセブン＆アイホールディングス。敵対的買収になった場合に備えるための会社の非上場化に向けメガバンク3行などの協力の動きが広がるかが焦点となっている。非上場化を提案している創業家はメガバンク3行に協力を打診しているほか、伊藤忠商事とも協議している。非上場化には6兆円以上にのぼる資金が必要となる見通しで、仮に各メガバンクが協力に応じた場合でも1行あたりの融資はかつてない規模になる。三井住友フィナンシャルグループ・中島達社長は「企業価値向上に資するかが確認されるのが第一だが、あわせてステイクホルダーにどういう影響を及ぼすか、良いことなのかフェアになるかどうかを検討する」と述べた。