めざましテレビ NEWS
セブン-イレブンで昨日から「おにぎり・寿司スーパーセール」が開催。170円までの商品が100円になるなど約40の米商品が明後日まで期間限定で値下げされる。ただ全国のスーパーで販売された米5kgあたりの最新の平均価格は4223円で依然高値が続いている。こうした中、昨日から備蓄米の追加放出が始まった。農水省によると、受付が始まった2021年産の12万トンの随意契約について、昨日午後5時時点で98社から約4.2万トンの申請があったという。今回の追加放出分についてイオンは5000トンを申請したと明らかにした。グループのディスカウント部門で販売し、発売時期は未定とのこと。さらに来週火曜から随意契約による備蓄米の販売を順次始めるセブン-イレブン・ジャパンも50トンを申請したという。
イトーヨーカ堂は既に購入した分の販売に専念するとして、現時点で追加放出分の購入は検討していないという。またドン・キホーテなどの運営会社も現時点では検討していないとし、アイリスオーヤマは未定とのこと。さらにローソンは検討中とし、ファミリーマートも現時点では申請の予定なしとしている。前回備蓄米を購入した町の米店15店舗で新たに申請する店は1つもなかった。ある店は今月7日に購入確約のメールが来たというが、到着日は現時点で分かっておらず、在庫を抱える恐れもあるため今回は申請しないという。随意契約による備蓄米の販売状況には地域差もあり、農水省が公表した資料によると、一昨日時点で販売が確認されたのは36都道府県。中国・四国地方を中心に11県で随意契約による備蓄米の販売が確認されていないとしている。