ヒットの秘密は「客の声」 商品開発の舞台裏

2024年4月4日放送 23:14 - 23:23 テレビ東京
カンブリア宮殿 カンブリア宮殿

アズマ工業は掃除用メラニンスポンジを日本で始めて発売した。アイディア商品を生み出すのは社長の山下智樹。アズマ工業は1986年に浜松で荒物問屋として創業した。1954年に自社開発のほうきを全国に販売。カバーほうきはそれまで主流だった手編みのほうきよりも軽く値段も安いことから大ヒット。室内用座敷ほうきで全国シェアトップに。その後も次々とアイディア商品を開発。1990年にはフローリングワイパーを発売したがちりとりにほうきを収納できる商品を開発したのもアズマ工業。しかし2000年代に入ると100円ショップの台頭などで売上は一気にダウン。2012年に山下が社長に就任するとV字回復。その戦略には実演販売。静岡県にあるホームセンターにはアズマ工業の営業部がやってきて実演販売を開始。客の前で実演し商品を宣伝するが目的は売ることだけではなく、客との会話を終えるとメモをもちより、その話した内容を書いていたがどういった悩みやこういった商品がほしいなどの意見を営業が各地で集め会社にフィードバック。社内で共有し新商品の開発に役立てているという。
アズマ工業が次にやってきたのはコープあいち 西尾センター。そこには組合員が集まっていたが中西が取り出したのは開発中のフリーリングワイパー用のクロス。拭き取った汚れが水で洗うだけで落ちるという商品でまたお手入れも楽だという。これを組合員に使用してもらう改良点を探ろうと考えた。実際に使用してもらうとクロスが滑りにくく使いにくいとの声が続出。こうした声を元に消費者と一緒に商品の開発を進める。さらにアズマ工業では無料のサービスがある。ハウスクリーニング担当の堀井が行っているのは家の汚れに悩む客にリモートで掃除のやり方を教えるサービスがある。これは無料だがその代わりにやりとりを動画で配信し商品のPRに役立てている。


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