ガイアの夜明け 後悔しないリフォーム
5月中旬、グルーブエージェントでは定額制リノベーションの現場で起きた問題点を話し合っていた。この日の議題は、壁の穴など解体後に判明した不測の事態について。リノベーションではこうした予想外に備えた”予備費”が計上されているが、予備費を超えるコストが発生した場合に”定額制”は守れるのか、大きな問題だった。すると取締役の西村さんから、普段から予備費の一部を保険のように積み立てておいてそれを充てるという提案があった。予備費を超えた時でも追加請求はしないことになった。いよいよ物件を引き渡す日、依頼主の増田さん一家がやってきて完成したマイホームを隅々まで見て回る。キッチンとリビングは対面式の広いリビングになり、玄関には広い土間を作った。気になっていた穴は、全てモルタルで補修されていた。目に見える所だけではなく、ガス管や電気配線など設備の検査結果もあり。リノベーション協議会の品質基準もクリアしている。そして最終見積は1292万円、当初の予算1300万円以下に収まった。