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スポーツの分野でも溝の口から世界へ羽ばたいた。夜の改札口前にはブレイキンのダンサーが練習をしている。ここで練習した選手たちが去年、パリオリンピックで活躍したことから「ブレイキンの聖地」と言われている。もともと武蔵溝ノ口駅は音楽や若者のカルチャーの街としても知られているけども、さらに新しい舞台が加わった。五十嵐公太がプロジェクトチームを立ち上げ去年11月に完成したのが「キラリデッキステージ」。音楽やダンスなどの発表の場として活用されている。五十嵐は「ステージはやっぱりちょっと上がっただけでもすごく特別な場所で、誰しも上がる場所ではない、ただこのステージをいろんな人に体験してもらいたかった。しかも年齢も若い人から、もっと上の人までここでステージで立ってドキドキしてもらって音楽やダンスやいろんなパフォーマンスをすることでより音楽を身近に感じてもらいたい。それで音楽の街、川崎をもっともっと盛り上げていきたい、そういうコンセプトで作った」と話した。去年の11月、キラリデッキステージで行われたイベントでは洗足学園音楽大学の学生の皆さん、それから地元のダンススクールに通われている子どもたちなど14組の出演者が登場した。五十嵐は「地元のダンススクールの人だったり洗足の学生さんがみんなでかなりテンション高く演奏してくれた」と振り返った。イベントに出演した洗足学園音楽大学ダンスコースの学生は「去年踊らせていただき人前で踊るのはやはりとても緊張しただが、すごく貴重な経験をさせていただけたなと思う。駅前でダンスを踊ることは通りがかりの方々にたくさん見ていただけてとてもうれしかった」と感想を語った。後ほどここでパフォーマンスを披露していただく予定になっている。