NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
トランプ大統領は中距離核ミサイル全廃条約を破棄する考えを明らかにした。ロシアや中国が兵器の開発をやめようと言わない限り兵器を作らざるを得ないなどと述べている。ボルトン大統領補佐官は近くロシアを訪問し、この考えを伝える見通し。アメリカ政府内では条約の見直しを求める声があり、大統領の発言には中国を牽制する狙いもあるとみられる。大統領のこの発表をロシアの国営メディアは速報で伝えた。今後強い反発が予想される。条約では射程500~5500kmの地上発射型の弾道ミサイル・巡航ミサイルの保有・生産などを禁じている。アメリカ政府はこれまでロシアが違反しているとたびたび指摘してきた。