首都圏ネットワーク (ニュース)
米の流通を円滑にするための政府による備蓄米の3回目の入札がきょうから始まった。今回からは備蓄米が行き渡りやすいよう、卸売業者同士の売買が認められることになり、価格の安定につながるか注目される。今日から3日間行われる3回目の入札は、おととし収穫された10万トンが対象で、青森県産まっしぐらや山形県産はえぬきなどの銘柄が含まれる。これまでの2回の入札では、合わせて21万トンが落札され、先月下旬から流通が始まっているが、地方にある中小のスーパーなどには行き渡っていないといった指摘も上がっている。