ニュース・気象情報 (ニュース・気象情報)
北海道のJR函館線で貨物列車が脱線した事故について、中野国土交通大臣はJR北海道とJR貨物に対して原因究明と再発防止策の検討を指示するとともに、全国の鉄道事業者にもレールの点検を指示したことを明らかにした。今月16日、北海道森町でJR貨物が運行する貨物列車が脱線した事故の影響で、JR函館線では在来線や貨物列車の運休が続いた。脱線したと見られる踏切の付近ではレールが腐食していて、JR北海道はこの腐食が脱線の一因となった可能性が高いとしている。これについて中野国土交通大臣はきょうの閣議のあとの会見で、全国のほかの鉄道事業者に対しても腐食が進んでいる可能性が高い場所にあるレールについて、来月20日までに点検の計画と途中経過を報告するよう指示したことを明らかにした。