ニュースウオッチ9 (ニュース)
各地で摘発が続く中ある国で摘発された北朝鮮の密輸船の積荷からはミサイルの弾頭が発見されている。国連制裁強化の中なぜ開発に注力し続けられるのか。国連の捜査では長距離弾道ミサイルの部品を徹底分析。メーカー・製品番号を1つ1つ確認し出処を調べたところ14種類以上の部品は海外製部品だった。うち特に重要な箇所に使用された5種類はイギリス・中国のもの。また多くが市販品ということも判明。また北朝鮮が公開した写真や映像の分析では、日本製の市販品も。適法に販売の製品が不正に輸出された可能性がある。
北朝鮮は身近な材料や市販品を巧妙に活用しミサイルを作り上げていることがわかっている。密輸ルートを追うと新橋駅近くのビルに拠点を置く日本人が。この日本人は香港で14社の企業を登記、8隻の貨物船を運用していることが判明。捜査中事務所は突如閉鎖。地道な捜査の結果、第3国を経由する密輸手口が明らかになっている。その拠点は例えば国連に加盟していなく制裁履行の義務のない台湾など世界各地に及ぶ。北朝鮮の手口を踏まえた各国の対応が重要となっている。