昼サテ (マーケット情報)
日経CNBC・曽根純恵氏、平野憲一氏が解説。日経平均はきのうの株高を受け4日続伸。朝方には一時3万9600円台に乗せた。米国株は揃って最高値を更新。平野氏は「NYダウは最高値を更新し、ナスダックも3日連続で最高値更新、S&P500においては4日連続で高値更新。注目の11月ADP雇用リポートは14.6万人増と下方修正された10月の18.4万人をさらに下回り、11月ISMサービス業景況感指数も52.1と10月を下回った。ただ地区連銀経済報告(ベージュブック)では11月に入って経済活動が拡大し大半の地域及びセクターで成長の見通しは緩やかに上向いたとなっている。パウエル議長はこの日、次期政権で中央銀行の独立性が低下するリスクを懸念していないと述べトランプ氏が示唆する金融政策への介入を牽制した。欧州3指数:英国FTSE100、ドイツDAXは3日連続で最高値更新、フランスCAC40も5日続伸。昨日の日経平均、朝方168円高と3日続伸となったが、それほど期待されていなかった12月相場スタート3日間で1200円高ではさすがに売りも出て一時186円安となった。しかし、プラスでフィニッシュしたことはマージが違ってきたことを印象付けた。きょうは3万9500円と4連続高の展開。本日より前に出た対内証券売買契約・財務省ベース外国人動向は6077億円の売り越し、韓国の騒乱も含めて市場への影響は限定的となっている」などコメント。古川電機、住友電工、フジラクなどが上場来高値を更新している。