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今月10日、大阪大学と東京大学の共同チームが大腸がんの原因についての研究結果を発表した。一部の大腸菌が作り出す「コリバクチン毒素」が大腸内の細胞のDNAを傷つけがんを作り出すことがわかった。日本人の大腸がん患者のうち、コリバクチン毒素によるものは全体で約5割、40歳未満で約7割にのぼる。原因の一つがわかったことで、検査によるがんの早期発見、生存率が画期的に上がることが期待できるという。今後は胃がんにおけるピロリ菌のように、コリバクチン毒素の検査や除去治療の研究を進めるとのこと。実際、胃がんの場合は2013年にピロリ菌の除去治療が保険適用されてからは、死亡者数が2割以上減った。厚労省によると、大腸がんの死亡数は男性で2位、女性で1位。大腸がんによる身体の異変にどう気づけばいいのだろうか。東京科学大学の最先端のがん研究所によると、初期に血便が出ることがあるが痔と間違われやすいという。通常の検査では便の検査で陽性となった場合、大腸内視鏡検査を実施することになる。しかし、検査に心理的な抵抗がある人も多い。都内のクリニックを訪ねると、大腸CT検査が実施されていた。炭酸ガスを大腸に注入し腸管を膨らませて撮影する方法で、腸内にカメラを入れずに約15分で終了した。しかしポリープが見つかった場合は大腸内視鏡検査が必須。このクリニックの場合は保険適用で約7500円、自由診療で約2万5000円。
