奈良県の山間に”1億円トイレ” 「無駄遣い」村民から怒りの声

2025年2月4日放送 16:43 - 16:50 TBS
Nスタ (ニュース)

三重県と接する奈良・御杖村は人口約1300人の村となっているが、新たに作られたバリアフリーの公衆トイレをめぐり不満の声が上がっている。建設費用が約9500万円となったことが問題視されたのだといい、10年かけて返済を行い村の負担は3割ほどとなるのだという。観光施設を充実させてもらいたかったという話も聞かれている。御杖村・伊藤収宜村長によると、奈良から伊勢神宮をつなぐ伊勢本街道・奈良側の入口近くに設置されているといい、アピールに繋がるのではないかという。実際に伊勢へ向かっていた利用者からはあってよかったとの話は聞かれ、1時間に10人ほどが利用する時もあった。一方でトイレの数が男女で1つづつという構成に不満を感じる声も聞かれた。しかし、新調されたトイレから約1.7kmという場所には別のトイレも有るなど、街道に沿って作られたトイレは6つに上っている。近くの曽爾村のものは2004年製で1170万円、御杖村の東にあるトイレは2011年製で約2000万円に対して、問題のトイレは駐車場の整備なども含めて約9500万円という費用がかかった。伊藤村長は奈良の木材などを重視して作っていると話している。


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