ワールドビジネスサテライト (ニュース)
ファミリーマートの新作おむすびを監修したおにぎり専門店「ぼんご」はいわゆる握らないおにぎりで、ふっくらした食感が特徴。ファミリーマートはこの食感を実現するため最新型の成型機を導入。炊き方も変えて米の甘みを出した。もう一つの名作も定番商品の通常1.5倍の大きなおむすびに。新たな具材マヨたまを追加した。米菓高騰を受けファミリーマートでも米を使った商品を平均7%値上げしたが、おにぎりの販売は好調。東京にあるおにぎり専門店「ぼんたぼんた」では高級すじこや鮭のゆずこしょうマヨネーズが人気。おにぎりの人気の高さを示すようにこうした専門店の数は3年で約1.6倍と拡大を続けている。大手スーパーのベイシアでは全店舗でおにぎり専門コーナーを展開している。人気はご褒美おにぎりで、味つけ卵が丸々1個入った商品や高級食材のすじこが入ったおにぎりなど全部で5種類。定番のおにぎりと比べてご飯を1.4倍と多めにした。米価高騰からベイシアでも去年12月、定番のおにぎりを値上げ。製法をリニューアルするなど単純な値上げにならないように工夫した。