ニュースウオッチ9 (ニュース)
長崎市は、平和祈念式典にイスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルの駐日大使を招待していない。先月19日付で、G7主要7か国のうち、日本を除く6か国と、EUの東京に駐在する大使らの連名の書簡が、長崎市・鈴木市長に送られていたことが明らかになった。大使らは「イスラエルを招待しないことは、式典に招かれていないロシアやベラルーシのような国と同列に扱うことになり、不幸で誤解を招く」として懸念を示している。その上で「式典の普遍的なメッセージを維持するために、イスラエルを招待することを求める。イスラエルが除外された場合、われわれがハイレベルの参加を行うことは難しくなるだろう」としている。ことしの式典については、アメリカとイギリスの駐日大使が参加を見合わせることが明らかになっていて、このほか、フランス、イタリア、カナダの大使館もNHKの取材に対し、駐日大使の参加を見合わせることを明らかにした。