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車椅子に座る記者が頭につけているのは脳の信号、脳波を読み取る装置。記者が映像を見ながら進みたい方向をイメージするとAIがひとりひとり異なる脳波のパターンを学習する。僅か2分間の学習で左に行きたいと思ったら左に動いた。空気が読めるロボットは搭載されている生成AIが人の動きや表情を分析。転んだ人や体調が悪そうな人がいると具体的に指示を出さなくてもその場の状況を推察して助けを呼んでくれる。このほかランニングの姿勢や癖を指摘し、正しい走り方を教えるAIなども公開された。NTTはこうした言語化しにくい人の感覚やスキルをAIを使って他者に共有する技術の実用化を目指す。