日本トルコ外交関係樹立100年 三線で両国のかけ橋に

2024年8月24日放送 4:47 - 4:52 NHK総合
国際報道 (ニュース)

日本との外交関係樹立100年となるトルコ。今沖縄の楽器「三線」が日本とトルコの文化交流に新たな役割を担っているという。仕掛人は在トルコ日本大使館の岩佐敬昭公使(57)である。岩佐さんは在トルコ日本大使館の公使で主に両国の教育機関の橋渡し役を担う。こうした公務とは別に両国の文化交流の橋渡し役にもなれないかと考え、たどり着いたのが「三線」だった。岩佐さんの三線を聴き活動を後押ししているのがトルコ在住で沖縄出身のチャクル奈津子さん。トルコで三線教室を開くことになり教室で生徒が使う三線はすべて沖縄の団体から提供されたもので、岩佐さんたちが一時帰国などの際沖縄から持ち込んだ。最初の教室は今年5月に開催した。三線を携えた外交官の草の根交流は着実に根を張り、トルコの人々の心に共鳴している。


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