NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
アメリカの日本に対するトランプ関税発動が来月1日に迫る中、昨日石破総理大臣が大阪・関西万博に参加するために訪日していたベッセント財務長官らと会談した。会談後の会見で石破総理はトランプ大統領と直接話しをすることも選択肢にあるとし、ベッセント財務長官もSNSに「日米双方の利益ある形の貿易合意が依然として実現可能な範囲にある」などと投稿した。政府関係者によると関税交渉は巨額の投資やアメリカ製品の輸入拡大などで貿易赤字を削減できるとする日本側の提案をアメリカ側が精査している段階だといい、トランプ大統領の理解が得られるかが焦点となっている。政府はあらゆる手段で合意を目指す方針で、近く赤澤大臣が訪米する案も検討されているという。